夕暮れの空。

2003年2月1日
昨日、ちょうど4時ごろかなぁ
すっごく綺麗な空だったんだよ。
ちょうど雲にかかった陽の光が放射状に射して、
まるで天使降臨のようだった。
ラファエロの絵に出てくるみたいな空・・・。

胸の少し奥がキューンってなって
(一瞬のキュンッじゃなくて続くの)
切なくて幸せでそのまま時間が止まればいいのに
って思ってしまうような。

昨日みたいな空に出あうと、
放課後を思い出す。
傾きかけた太陽で辺りがやわらかく黄色くなって、
いつもより少しだけ空が広く感じられて。
満ち足りた気分。

こういう時、好きな人がいるといいなぁ。
まだ相手の気持ちははっきりわからない段階で、
でもたぶん気にしてくれてる??ぐらいの・・・。
その人のことを考えながらボーッとするの。
ずいぶん都合のいい想像だけど♪

昨日、片岡義男さんの小説を2冊買ったのね。
10年ぶりぐらいかな。
すごく好きだったの。
この人のなら何でもって訳じゃなくて
1人の女性をフィーチャーした短編がベスト。
女性の日常や細かい仕草を淡々と追って
逐一言葉に変換するような書き方が心地良い。
読む時に、心の中で一語一語を音として
響かせながら読むのが心地良いんだ。
この2冊も、以前からあった短編集の中から
作家選でまとめ直したもので、
読んだものもそうでないものもあったけれど
とてもいい買い物になりました。

空と、お気に入りの小説と。
幸せな午後でした。

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