「だって〜・・・触りたかったんだもん」

いいんだ?!それ??!アリなわけ??!!
反則だわー、これは反則でしょ^^;;

蒼井優演じるえんちゃんをお茶に誘って、
どうして結婚してるのにみるめとつきあうのかと
聞かれたユリが言う台詞。

そんなの、誰だって触りたいに決まってんじゃんーーーっっ!
と、映画館の座席に居ながらココロでジタジタしたのは
ちゃめだけではなかったはず(笑)

や、別にみるめクンに対してってだけじゃなく、
この映画って、自分の普段の心模様に照らして、
一つ一つのシーンや会話を自分に引き付けて見た人が
きっと多かったんじゃないかな。
ちゃめはそうでした。

映画に関するインタビューのどれかの中で、
ユリは「生きてますが、何か?」っていう感じの女性、
だと永作ちゃんが言っていたけれど、
本当に自然体。
冒頭の台詞のように、あまりに自然体過ぎて
かえって日常ではあり得ない^^;;
ちゃめは小説も読んだのに、そして、要のシーンなんだから、
絶対この台詞もあったはずなのに、
全然記憶になくて、この無防備かつ、正直すぎる言葉に
ショーゲキを受けました・・・。
ま、いくらユリちゃんでも、
みるめに直接は言わない(言えない)だろうけどネ。
いやいや、
「触りたくないの?」ってえんちゃんに聞き返すあたり
えんちゃんがみるめを好きだってことはわかってるはずなのに
そのえんちゃんに向かって無邪気に発してなお、
なんの嫌みも感じさせないところが
ユリの人物設定の素敵さでもあり、
永作ちゃん個人から滲み出る魅力でもあり・・・。

ストーリーの中で、ユリがみるめに「説明」するってことが
すごく少ないのが印象的だったな。
自分のことに関してもそうだし、みるめに対する想いすら。
「一緒にいる時間」だけがそこにあって、
それより前も後もない。
だからみるめは困惑する。
その困惑と、ご本人も何度も言っていたように、
松山ケンイチくん自身が永作ちゃんに
ゾッコンだったように思えちゃう、そのハマリ具合とが
絶妙にマッチして、何ともいえない切ない空気が
醸し出されていた映画でした。

ちゃめからしたら、いつもはすごく憧れてしまう、
ふんわりと透き通った独特の雰囲気を持った蒼井優ちゃんが、
永作博美さん演じるユリの前では、
何ともフツーの女の子に見えちゃうところが
永作ちゃん、貫禄っす^^

観に行ったのがちょうど雪の降った日で。
真っ白になった帰り道の町並みが
いつもとは全く違うところみたいに思えて、
そこの路地からみるめやユリがふと、こっちに歩いてきそうで
映画の余韻が長く感じられたのもうれしかったです。


http://17521.diarynote.jp/200710161634300000
(「人のセックスを笑うな」)
心洗われる、素直に感動できる作品でした。

描かれた絵が動く効果は想像以上。
ワクワク感やドキドキ感、一気に感情移入できました。

湖水地方の風景がなんといっても一番の見所。
そしてヴィクトリア朝のお屋敷の内装や調度品。
ベアトリクスの部屋のしつらえ・・・。
冒頭、出版社からの帰り、採用された喜びに
公園を馬車で駆けさせたあの瞬間の空気は、
ロンドンの公園でピクニックをした時の
空気を思い出して、感激もひとしおでした*^^*

どこまでも素直な展開、登場人物は真っ直ぐな人ばかり。
観終わった後で旦那くんが、
「ユアン・マクレガーの病死は(結婚に反対していた親の)
陰謀かなんかかと思ったけど違ってんな」って言ってたけど、
確かに今時珍しいぐらい素直な展開の映画やったもんな(笑)

今度イギリスに行ったら絶対湖水地方に行ってみたい♪
うん、スクリーンで観る価値のある映画でした。^^

ところで上映前、映画館のロビーで懐かしい友人に遭遇。
「HERO」を観に来たそうで、こちらも面白かったとのこと。
実はちゃめは、公開前のあまりの宣伝ぶりに
もうほとんど観た気になっちゃって食傷気味、
別にわざわざ高いお金出して観なくてもいいやって思ってたの。
そっか〜、面白かったんだ〜〜
でもなんかもう、自分から行く気にはなれないんだよね〜・・・
誰か誘ってくれません??(笑)
『月曜日のユカ』

先日、思いがけず巡って来た観賞の機会。
確か「anan」か・・・「CREA」の映画特集だったかな?
何か雑誌でこの映画での加賀まりこさんの写真を見て一目惚れ。
以来、観たいと思いつづけた願いがようやく叶いました。

脚本:倉本聡
昭和39年日活。
主演:加賀まりこ
共演:中尾彬 他

中尾彬だよぉぉぉぉーーーーーー!!!
若い〜〜〜!!細い〜〜〜〜!!!
なんか爆笑だわ〜〜〜!!!
いや、全然笑うとこじゃないんだけどさ(笑)

もうね、まずモノクロってのがすごくいい。
昔々の映画だから、のっぺりしてると言うかなんと言うか
きっとテンポの遅い感じなんだろうなと思っていたんだけど、
その予想はいい方向に裏切られました。
冒頭から加賀まりこの、すさまじく端正に可愛らしいこと!!
横浜が舞台で、外国との商取引を扱う会社の社長の愛人って
設定だから、古き良き時代の異国テイストがどことなく漂って、
作りも全然、古めかしくは感じず、むしろ新鮮。
例えれば、『麗しのサブリナ』あたりの
オードリー作品っぽい香りがしました。

父親ぐらい年の離れた愛人の手のひらの上で
せいぜい小悪魔ぶっているけれど、しょせん「愛」なんて
まだまだわかってはない。そんな彼女が「本当に大切なこと」
に気づくまでの、言ってみればありふれたストーリー。
だけど、ほんとに新鮮に楽しむことができました。

昔の女優さんって、
例えば小津安二郎監督作品に出てくる人とかもそうだけど、
滲み出てくる「気品」がすごい。
加賀まりこさんって、おそらくそういう人たちばかりの中に
ふっと現れた、「ワル」と「天真爛漫さ」を併せ持った
ものすごく新鮮なキャラクターだったんじゃないだろうか。
映画のラストが予想外で、ちゃめ的にはちょっと・・・
だったんだけど、こんな彼女のキャラを存分に生かした
ラストシーンだったと思います。

この映画での彼女のファッションは、
今の若いGAL風の子たちにもきっと大いに参考になると思う。
でもあの、「基本が成っているからこそ滲み出る端整さ」は
まずもって出せないだろうなぁ。
ああいう、古き良き時代の女優ふうの、
一種オーラがかかったような美しさこそが、
「品格」なしには出し得ない美しさなのでしょうね。

その時に生きている人がその時代を作っている・・・
そう考えると今に生きる人がどうなのかは、
今という時代にとても正確に映し出されていることでしょう。

・・・、・・・。
素直に憧れます。
夫婦として共に生きたなら、究極にはこうでありたい。

こんなに幸せな人生が、他にあるだろうか。
何より、そこまでただ1人の女性を愛し貫いた男性がすごい。
愛された女性も幸せ。
でもそれは、そんなにも愛されたから、だけではなく、
女性の方も、この男性を本気で愛したからこその幸せ。

絵空事のような、一歩間違えれば、安っぽい童話のような。
でもこの映画がそうならなかったのは、
叙情に溢れた映像の美しさも一因なのかもしれない。
丁寧に、ある種淡々と・・・
最初から、ストーリー全体の予測がついてしまいそうな展開、
なのに引き込まれ、揺さぶられ、うっとりと見入りました。

この先の人生で、私たち夫婦に辛いこと、悲しいことが
あった時には、この映画を思い出したいな・・・。

「クイーン」は、やっぱり観に行こうかなぁ。
うーん、わざわざスクリーンで観なくてもいっか〜
と思ってたんだけど。

そういえば、「いつか、読書する日」を見逃したっ
昨日CSでやってたのに・・・。
今月もあるか、調べないと!

相国寺の若冲展にも行かなきゃだし、
なんと言っても今月はカブリツキがあるしっっ♪♪
結婚記念日もだし、5月は楽しいなぁ☆☆
たとえGWなんてじぇんじぇん休みじゃなくてもさっっ!

次はもう、夏前か。
これでもう一区切り、いつもそう思おうと努力してるのに・・
振り回されるのがいやで、
いやなら自分の中でだけでもけじめをつければいいのに
いつまでたっても自分のそれすらできない。
何色でもない関係だから、
あらためて「終わらせる」こともできない。
「始まる」こともなく、「終わり」もない。
これはいったい、何なのだろう。


DVD ハピネット 2006/10/27 ¥1,980
噂に違わぬハジケッぷり!
キュート・ラブリー・ゴージャスが、ほぼそれだけが、
全編を駆け抜けてました。
壮大なるコスプレ絵巻!キャンディカラーの洪水!
ギロチンのギの字も感じさせない徹底ぶりにかえって感服。
終わってみれば実に期待通り(笑)で気持ち良かったです。

と言うのも、ちゃめはこの映画、いくつかの映画評で
ある程度ハジケた映画だってことは知っていて、
深刻なシーンを極力省いた、例えればケーキにのっかった
生クリームやフルーツの部分だけを描いたような
そんな映画だったらいいなぁと思っていたのね。
だからこそ観たかったのです。

とは言えここまで徹底的だとは思ってなくて、

「これで最後絞首刑なシーンへ行くとしたら(だって普通
あると思うやん、そのシーンがさ!)、一体どうやってこの
フワフワキラキラした空気と繋げて行くんだろう??」

と、ずっと思いながら観てたわけ。
それがああいう終わり方をしたもんだから、
「ゲ!そんなの最初から知ってたら、あのフワキラ☆を
もっと心底楽しんだのに!!」って気持ちが沸いてきて、
もったいないことした感がドドォーッと・・・(笑)

「斬新だ!」との感想も見たけれど、
確かに今までにないアントワネット作品だと思うわ。
ここまで「普通の女の子」な側面を重視した撮り方をするなら
マリー・アントワネットである必要性はあったのか?
とも思ったけれど、考えてみれば、
女の子のお姫様願望をここまで満たすためには確かに
世界の誰もがその生涯の顛末を知っているだろう、
マリー・アントワネットという人以上に最適な人材は
いないのかもしれません。

演じてて楽しかったろうなぁーキルスティン・ダンスト!!
ルイ16世役の人が唯一、演技っぽい演技をしてた感じ。
待望の子供が生まれて以降、「王」としての自覚が
芽生えていく感じがよく出ていました。

歴史的描写などほとんどなく、
女の子のお姫様願望がこれでもか!と詰まったこの映画。
前の席で一人で観ていらした年配の男性は、
終わった後複雑な顔をなさっていました(笑)
どんな感想をお持ちになったか聞いてみたかったなぁ〜!
『おしゃれ泥棒』のDVDを久々に観よう♪
と楽しみに、サクサク用事を済ませて悦に入っていた私。
夜一人になって、生ハムイチジクとウイスキーソーダを並べ、
さ〜て、と思ったら、
なんとうちに『おしゃれ泥棒』のDVDはなかった!!!

うっそーーーん。。。

ひとしきりショックを受けた後であれこれ考えていたら、
そういやぁいつだったか
BOOK OFFへ売り払う本やCDをかき集めていて
あと少し、数が足りないって時にダンボールに入れちゃった
ビデオって、『おしゃれ泥棒』だったような・・・。
ってことはあれ、ビデオでしか持ってなかったのか!!
そのうちCSでやるだろうからDVDに落とせばいいや、
とか思ってたんだっけ。

・・・と回想に浸っていると
「やっほ〜!もうすぐBDだね♪プレゼント何がいい??」
ってメールが。
「『おしゃれ泥棒』のDVD!!!」
即レスしちゃった☆
きゃぁぁん、観れるわ観れるわ!ありがとう、お友達♪♪

「ローマの休日」はちょっと切なくて気分的に違ったし、
「シャレード」もいいけど死体映るし、
「麗しのサブリナ」はハンフリー・ボガードがキライだし
「昼下がりの情事」はこないだ観たし、
「ティファニーで朝食を」は中だるみあるし。
その他の作品は「文芸調」なの多くて好きじゃないし。

オードリー作品のちゃめのピカイチは断然、『おしゃれ泥棒』!
ピーター・オトゥールが素敵すぎ!
都会的な設定にテンポのいい展開。
オードリーの父親役で贋作師のおじさんもユーモラスだし
なんといってもオードリーのキュートさ、お洒落さと言ったら!!
何拍子も揃った、これぞラブコメ!です。

ちゃめは、好きな映画は何度も何度も観るタイプ。
この機会にもう1度、今も「持ってるつもり」でいる映画が
ないかどうか、確認しとかなきゃな〜〜。
観て来ました、ダ・ヴィンチ・コード!
もうね、1週間前からネット予約して張り切ってたのに
全然、余裕で空いててちょっと肩透かし(笑)
混雑が嫌で、いつもなら行かない郊外の映画館にしたから余計かな。

結論から言うと、★★★★☆。
星4つ、でしょうか。
期待を裏切られることなく、なかなか良かったです。
シラスとリー・ティービングが、演技的にも映像的にも
この作品に深みを与えるのに貢献していたと思います。
2時間半ほどと長い部類に入る作品だと思うけれど
その長さは全く感じなかったです。

カンヌのオープニングを飾って世界先行上映されてから
特に批評家の間であまり評判がよくなかった旨の
記事を幾つも読んだし、一方で、翌日の一般客対象の上映では
拍手喝采だったとの報道も見たし・・・
感想が人それぞれなのは言うまでもないけれど、ちゃめ的には、

*特に前半の、説明的台詞の多さと長さに批判的な意見が出るのは
まぁ納得

*でも、教会など迫力ある建築物の映像の美しさや
ほぼ原作に忠実に作られていたこと、
作品全体として、テンポの良さがある程度貫かれていたことなど
原作イッキ読みしたちゃめも満足

というわけで、星4つとなりました。

原作を読む前からキリスト教やユダヤ教、
(今作には直接出てきませんが)イスラム教、という宗教に
興味があったちゃめでも、字幕の多さについていけない感じが
前半特にありましたが、はっきり言って、ついてけてなくても
そんなに支障はないと思います、・・・たぶん(笑)

今、関連番組花盛りで、特に地上波の民放でやってるのでは
やたらダ・ヴィンチの絵画に隠されたナゾ、に焦点を当ててますが
映画の理解を助ける意味ではあんまり関係ナシ男ちゃん、
それよりもテンプル騎士団とかシオン修道会について
予備知識があった方がより、楽しめると思います。

ちなみにうちの旦那クン、
キリスト教なんて興味ないし、ほとんど知識も持ってないけど
すごく面白かったそうです。
正味2時間半強、まったくその長さを感じなかったばかりか、
あと2時間続いても余裕で楽しめたと思う、とのことでした。
人それぞれですが、ご参考までに(笑)
かれこれ10年位、観たい映画にリストアップしていたのに
縁なくここまで来た作品。
IMAGICAさんのおかげでやっと見られました!
そして・・・予想通りの素晴らしい作品でした。

デンマーク映画だったんですね、これ。
普通にフランス映画だと思っていました。
辺境の漁村に暮らす、信心深い老姉妹と、
理由あって姉妹と共に暮らす女性、バベット。
彼女が姉妹への感謝を込めてある日、振舞う豪華な晩餐にまつわる、
美しくも感動的な愛の物語です。

前半の「どこがグルメ映画??」な地味めな展開が、
実は物語の柱となっているのだとわかる終盤。
これこそ本当のグルメ映画だと、見終われば納得。
無駄なシーンの一つとしてない、心温まる秀作です。

観終わった後、
フランス料理、絶対フルコースで食べたくなりますよ!

DVD ポニーキャニオン 2000/04/19 ¥4,935
まさに!室内画そのままのセット、ライティング、道具類。
そのことにただただ感激しました。
フェルメールに描かれた少女がそのまま抜け出てきたかのような
スカーレット・ヨハンソンの、抑えても抑えても溢れる瑞々しさ。
これだけで、観る価値はありました。

意外だったのは、フェルメール役がコリン・ファースだったこと!
またどんなコスい役で出てるんだろうと思っていたら
フェルメールその人でちょっと笑っちゃいました(笑)
ちゃめ、この人見ると必ず、白井晃さん思い出しちゃうんだよ〜
似てない?!顔のしかめ方と言うか目鼻口の配置と言うか
絶対似てるって〜〜〜〜
このフェルメール役は特に、「オケピ!」での白井さんに
髪型までソックリで。
いや別に白井さんがコスいってわけじゃないんだけど(笑)
たまたまね、役柄的に、ちょっとひねたような役が多いとこも
共通してるなぁと、ちゃめは日頃から思っていたもので・・・。

で、コリン・フェルメールは、やっぱりちょっとヒネていた(笑)
台詞の少ない映画ではあるんだけど
フェルメールと少女のシーンは特に、
雇い主であり気難しい芸術家と下働き、という
関係からくる緊張感と、男と女を思わせる息苦しいほどの緊張感、
そしてフェルメール一家の微妙な関係に否応なく巻き込まれていく
緊張感とがぎりぎりのところで均衡を保っている象徴のシーンで、
とりあえず台詞がない。
その緊迫したシーンでコリン・ファースとくると、
なんかこう・・・ちょっと安っぽいっていうか(笑)
一流芸能人感がないっていうか(笑)
いや〜上手く言えないなぁぁぁんっっとにかくちょっと違うのよ!

映画としては、上手くまとめました、マルって感じで
悪くないのだけど、芸術性はちょっと下がったかなという印象です。
ま、逆に言えば、彼の雰囲気でもって、お堅い芸術作品が
大衆的な見やすい映画に和らげられたとも、思えるわけですが。

考えてみれば、
コリン・ファース氏及び白井晃氏に関して何の知識も
もちろん面識も!ない私がここまで言うのも
シツレイな話でありまして(笑)
ファンの方ともども、ごめんなさいませ〜〜〜っっ
実際、この2人の俳優さん、どちらもなんかクセになるのよねぇ♪

DVD メディアファクトリー 2005/01/14 ¥3,990
うん、期待通り!!
カラフル・キュート・シニカル。
何と言ってもチャーリーくんが最高。
あんなに純朴そうな子どもは今時そうは見つからないでしょう(笑)
ジョニー・デップが見い出したそうで、この子なら
ティム・バートン監督もOKを出してくれるだろうと思っていた、
と言うほどのハマリよう。
見た目で既に、絵に描いたようないい子でした。

もともとロアルド・ダールの作品は好きでよく読んでました。
「チャーリーとチョコレート工場の秘密」もその1つ。
ただ、これは何年も前に原作で読んだきりだったから
チョコレートの当たり券でナゾの工場を見学できた良い少年が
ラストでその工場を譲り受ける、っていう大筋と、
工場の中で、一緒に見学していた「クソガキ」たちが
次々とミョウに残酷なやり方で脱落して行くそのギャップに
すごく印象が残っていただけで、細かい部分はあんまり
覚えてなかったから、楽しかったです。

ファミリー向け?ということで、原作よりも、シニカルで妙な
残酷さは薄まっていた気がするのと、ウンパルンパは、
あんな濃ゆいヤツなイメージじゃ全然なかった(笑)以外は、
原作の楽しさに忠実な作りだったんじゃないでしょうか。
いや、あの奇想天外な物語を原作に違わないと思えるほどの映像に
仕立て上げるんだから、やっぱりこのコンビはすごいと思います。

しかも、ジョニー・デップ。
クソガキ以上にコドモじみた、コドモ相手に全く大人げない
サミシイ大人ウィリー・ウォンカを怪演していて笑っちゃいました。
これをこそ、演じるって言うんだよね〜。
ラストの、少年時代の確執を乗り越えて、チャーリー一家と
食卓を囲む時の穏やかな笑顔とそれまでの皮肉笑顔の違いが
さすが、と思ったな。

欲を言えばちゃめとしては、
工場見学のためのゴールドチケットを5人の子どもが
手に入れるまでの前半の方が、工場に入ってからの後半よりも
話の展開やテンポとしては面白かったです。

さて、これって、物語には続編があって、
「Charlie and the great glass elevator」がそれ。
チャーリー一家が、壊れちゃったお家から工場へ引っ越すために
あのガラスのエレベーターで工場へ向かう途中で、
エレベーターが故障して宇宙へ投げ出されちゃう?!みたいな
展開だったはず。

だけどそういえば映画では、
「工場を譲り受けても家族にはこれからも会えるよね??」
「もちろん!」なほんわかラストで、
工場へ一家で移住、な感じではなかったから
映画に続編はないのかもね。

ちなみにダールの作品でちゃめのおすすめは、
「王女マメーリア」/ 早川書房。
文庫も出ています。興味があれば、読んでみてください!

Roald Dahl 早川書房 1990/01 ¥1,529
あはははは面白かったぁ〜〜!!
この人、普段から俳優なの??(笑)
CGなしスタントなしで
ここまで凄くておまけにいい男っっ
ちゃめ、好みです♪(超サル顔)
ちょっとレスリーな感じ?もあり・・・
でももっと精悍というか、それでいて
役柄通り擦れてない純朴な、
正義感溢れる感じがたまりません。
ムキムキ嫌いなちゃめだけど、この人ならイイ♪

ストーリーはほんとに単純明快、勧善懲悪。
奪われた仏像の首を取り返すって設定がさすがタイ映画。
ジャッキー・チェンがカンフーの名手なのと同じで
この人はもともとからムエタイの名手なんだろうなぁ。
ジャッキーとこの人(って名前わかんないし(笑))、
ジャッキーが身体使えるうちに共演すればいいのにぃぃーーー!!

でもアジア映画って、出てくる俳優さんたちが皆誰かに似てるよな。
ヘッポコな友達はパチパチパンチのちっちゃい版だし
その相棒の女の子はさしずめ上山千穂で敵のボスの側近は獅堂。
そう思いながら観るとそうとしか思えなくなってくる(笑)

あーでもこの主役の男の子、マジカッコイイです。
ジャッキー映画でもお約束の、エンドロール時のNG映像。
素の笑顔が素敵でした♪
違う作品もあるなら観てみたいなぁ。

DVD ジェネオン エンタテインメント 2004/11/25
もし私だったら。
突然姿を消した恋人。
小さな手がかりを頼って探し続ける。
探して、探して、探し続ける。
月日が流れ、別の人と人生を歩み始める。
そして。
ふとしたきっかけで再会した恋人から
意外な事実を聞かされる・・・。

主人公の男性は、複雑な心境ながらも
きっとそうまで自分を愛してくれた今の妻と家庭を
壊すことはないんだろう。
きっと、ちゃんと、帰るべき場所に帰るんだろう。

それで、いい。
はず。

うん・・・。
・・・でもどうも・・・なんだろう?
なんか、すっきりしないんだよ・・・。

すっきりはしないんだけど・・・でも・・・
だよね?うん、そうだ、
みたいな気もするし。

いろいろ考える映画だったなぁ。
観ている間も、観終わった後も。

原田泰造さんは、本当に素敵。
ちゃめの本能が、「好きです!」って叫んでます(笑)

とかいいつつ。

まっすぐに誰か1人の男性だけを愛し続けることが
私にはできないのかも知れないと
思うことがある。

その人への愛ゆえに
嘘をつき、
身を引き、
真実を受け止める。

そのことの「凄さ」を
頭でしか理解することができないから
私にはこの映画を心から納得することができないのかもしれない。

DVD バンダイビジュアル 2004/11/26 ¥3,990
なんか・・・
いつになく旦那側の気持ちになってしまった・・・。
やっぱ良くないわな、うん・・・。

すごくいい人なんだもん。
何一つ悪くないんだもん。
仕事OK、性格OK、健康だし浮気するわけでもないし。
何よりも、妻のことを心底愛してる。
2回も現場見てしまって、それでもやり直そうって言ってくれる。
妻を責めながらも号泣してしまう彼の、心の底からの愛情と優しさ。
二度と戻ることのできない夫婦での穏やかな日常。
胸がもう、本当に、ギュゥーーーーーッて締め付けられました。

反面、あんなふうに一目惚れされて、
一途に激しく求められて。
「求められる」
自分も悪く思っていない相手なら
もしくは自分も好きだと思う相手ならなおさら、
男からの求めが激しければ激しいほど
嬉しくてきっとどうしようもない。

一度は離れ離れになるものの・・・
会いに行っちゃうんだもん、・・・女の方が。
一度あんなふうに愛されてしまったら
心がもう、後戻りできなかったんだと思う。

「どうしてるかと思って」
そう、その言葉にきっと嘘はない。
だけど心の奥底にある本当の本音は、
自分という女の「性」を、時間が経ってまた、
確認したくなったんだと思う。
男が自分にとってもう、なくてはならない存在になっていた。
会いに行った時点できっと
女にとって夫は、
「どうすればこれ以上傷つけないであげられるか」
それだけの存在になっていたんだと思う。
そして、
そのための一番有効で確実な方法---不倫を清算すること---
には、既にもう、思い及ばなくなっていたんだと思う。

ただ、ここがきっと、映画と現実の分岐点。

ラストは、悲劇でもあり、見方によれば
ハッピーエンドと言えなくもない。
「今度、いつ逢える?」
そう訪ねる男に、女が答える
「落ち着いたら・・・落ち着いたらね・・・」
って台詞と、その表情、声音。

純粋さと残酷さと惨めさ。

「東京タワー」とは、違いすぎるようで、実は紙一重。
うん、きっとそう。

DVD ジェネオン エンタテインメント 2001/01/25 ¥4,935
いい映画だった・・・。

相手役のトラック野郎が
すごくすごくすごく
素敵でした。

観始めは、「ゲー、コイツとのSEX見んのかよ」
と思ったんだけど。
観終わって、あまりの余韻にもう一度
冒頭のSEXシーン、観直してしまいました(笑)
私のいる世界では、こういうタイプの男の人とは
出逢うことないだろうなぁ・・・っと思うと、
なんかすごく損してる気がしたり。

映像も、音楽も、繰り広げられる世界がいちいちツボでした。
途中から、自分がトラックの助手席にいる感覚で
寺島しのぶと一体化してました。

ラブホのシーン。
バスタブで、泣きながら抱きしめられて。
冷えた肩にお湯をかけながら関節が白くなるくらい
ギュッ・・・って抱きしめられて。
この男の人の優しさが、一瞬、物語の枠を超えて感じられました。

こんな体験をもし、したら、
本当に生涯、忘れないだろうな。

この映画を観て思ったこと、2つ。
やっぱりちゃめは、サングラスはヤだ。
そして、
作品の良し悪しに関係なく
SEXシーンそのものは、感じられるほどのものじゃなかった(笑)
人それぞれでしょうけど。
でもこの男の人も、SEXシーンを観た後では、
おかしいくらい可愛く見える。
これってちゃめの「好み」がそうさせてるんだろうか。

さっきのラブホのシーン。
あれ以降、寺島しのぶの表情が全然違うんだよね。
イイ顔、してるの。

うん、観て良かった!

DVD ハピネット・ピクチャーズ 2004/06/25 ¥4,935
またしても
なぜか中高年の男性が
若い女に走る映画だと
勝手に思ってました。

全然、違いました(笑)

ポンヌフの橋の上で生活する少年と
偶然、行くあてなく橋にたどり着いた、
過去の恋愛で心に傷を抱える目に病いを持つ女。
この2人の愛の物語。

浮浪者のような生活の中で織りなされる
数々の子どもみたいに無茶な振る舞いが
観ている自分の心まで解き放してくれる気がしました。

炎で曲芸をする少年の横顔や
夜の美術館に忍び込んでろうそくの灯で観る絵画、
パリ200年祭の花火・・・
そういった「灯り」と対極にあるような2人の愛の行方。
フランス映画らしい mood を心ゆくまで堪能しました。

まさかハッピーエンドだとは思わなかったけど、
あれは・・・アメリカ映画的ハッピーエンドでは絶対になくて
近い将来の破滅が透けて見えるような危ういハッピーエンドだと、
ちゃめは感じました。それがまた余韻になって・・・。
ロマンティックな気持ちになりました。

はぁーーー・・・。
やっぱり映画よね、それにしても。
現実では有り得ないことで魅せてくれる。
でもCGを駆使したアクション超大作も
有り得ないことを「見せて」はくれるけど
なかなか「魅せて」はくれないなぁ、私には。

ちゃめはやっぱり、恋愛映画が好きですね。

DVD アミューズソフトエンタテインメント 1999/10/22 ¥5,040
96年くらいに製作されたソフィー・マルソー版。
ソフィー・マルソーって、すごく好きだったわ。
顔。
もうほんと、顔が好みで。

「アンナ・カレーニナ」、
昔、外国文学を片っ端から読んでた時期に読んで以来でした。
もちろん内容なんて、なんだか上流社会の人たちの恋愛モノ、
くらいにしか覚えてなかったから、新鮮に観られました。

ちゃめ的見どころってば、ソフィー・マルソーの美しさに尽きます。
一目惚れされた瞬間それと察知し、瞬き1つにも女心を感じさせる
ソフィーに、うっとりなんてもんじゃなかったですね。

後半、悲劇になっていくのがわかっているこういう映画の場合、
男性に追いかけられ駆け引きしながら逃げている前半が
ちゃめにとっては全て。
憎からず思っている男性から、障害をものともせず
一途に恋焦がれられる美しく聡明な女性。
これ以上の憧れはないです!

絢爛たる室内装飾やドレス、調度品、音楽、どれをとっても素敵。
これもある意味、ちゃめにとってはBGM的映画です。
1つ、とても印象に残ったのが、
汽車の中でソフィーが本を読むシーン。
一頁一頁、ペーパーナイフで切り開きながら読んでるの。
たま〜〜に、製本ミスでページが開かれていない本に
出くわす時があるけど、昔は頁は全てああやって
ナイフで切り開きながら読むものだったんだろうか?
ものすごく優雅で素敵に見えました。

それから、もう一組のカップル、トルストイとキティ。
このキティ役の女性が愛らしいこと!!
そして彼女が着ていたウエディングドレスは本当に綺麗で
素敵なデザインでした。

このカップルと対を成すように後半、
悲劇へと転落していくソフィー。
嫉妬深くなり、相手を縛り、追いつめ、薬に頼る。
そして・・・。
女性にとっては恋愛に勝つ以外、
生きる道がないようにすら思えるこの時代。
相手の気持ちが離れたとき、自らの生きる意味も失ってしまう。
だからこそ、美しくもあるわけだけれど。

まったく、どうしてこう、必ず悲恋なのか。
しかもあんなラストにするから、前半でリピートさせるしかないし。
あれがなきゃ、DVDにでもして保存するとこなのに残念です。

追いかけられ、焦がれられ、応え、生涯幸せなまま人生を終える・・
せめてフィクションでくらい、
そんなストーリーがあってもいいのに。
観て来ました。
以下、ネタバレ+ちゃめは「HERO」のが断然良かったと思うので
その辺、よろしく読んで下さると嬉しいです。

素晴らしかったのは、何と言っても冒頭からの牡丹坊でのシーン。
チャン・ツィイーの踊り、鼓打ちの迫力、
衣装と牡丹坊のセットの素晴らしさ。
上映開始15分にしてこれがこの映画のクライマックスといっても
過言ではないと思う。
事実、ちゃめにとっては最後までこれに匹敵する、もしくは上回る
シーンは残念ながら出てきませんでした。

別に比べる必要はないんだけど、
どうしても前作「HERO」と重ねて観てしまって。
「LOVERS」は愛の物語、確かにそうなんだけども、
観ているうちに、「ロケ地の素晴らしい単なる恋愛話」
に思えてきてしまって仕方なかったです。

金城&ツィイーの草原でのラブシーンも、
飛刀門頭目に扮する牡丹坊の女将に金城が
ツィイーを嫁にと請われるシーンも、
アンディ・ラウに無理やり抱かれそうになったとき
ついっと頭目が現れて制止するシーンも、
なんかこう・・・こう・・・あまりに俗っぽいというか。
お互い、自分の背負ってきた宿命を捨ててまで貫く
尊く気高い愛のはずなのに、細かい一つ一つのシーンに
お茶の間感溢れてて、雄大なロケーションや映像美との
ギャップをすごく、感じてしまったんだよねー。

全体に、一度見ただけでははっきりと理解しにくかった「HERO」
の方が、淡々と、でも工夫されたプロットでのストーリー展開と
テーマ、展開ごとに色分けされた演出、映像美が
全て同じ高いレベルで合致していて、
映画としての統一感があったと思う。
その点で「LOVERS」は、わかりやすい反面、
「醒める」要素が結構あって残念だった。
最後、アンディと金城の死闘シーンも、ツィイーに
「まだ生きとったんかいっ」と突っ込み入れそうになったし(笑)
そもそもストーリーの要のどんでん返し自体、
先がミエミエで中途半端に感じました。

うん、それでもね、冒頭の牡丹坊でのツィイーの舞踊シーン。
あれを見るだけで確かに1,000円以上払う価値はあった。
あのトーンが、あの色彩美が、あのテンションが、
ずっと続いていたら文句なく素晴らしい作品だっただろうになぁ。

それと竹林での戦闘シーン、香港の時代アクションでは
おなじみの竹林シーンだけど、あれも出色だった。
結局、宣伝に使われてるとこだけ素晴らしかった、と・・・
そこまで言うと言い過ぎかな(笑)

エンドロールに、「アニタ・ムイに捧ぐ」と出て・・・。
それにグッと来てしまいました。
ムイ姉さんが出演しての「LOVERS」であって欲しかったです。
何の役を予定されていたのかわからないけれど、ムイ姉さんの役で
もしかするとアンディ・ラウの役柄も、もう少し
深みが増すはずだったのかも・・・と思ってしまいました。

以上!
静かで、
孤独で、
切なくて。
・・・
心に残る映画だった。
主人公の2人がいい。

どうしてこの映画を観ようと思ったかというと、
単純に、二宮くんの顔が好みだったから。
でも観て良かった!

どんな表情をしていても好みだから
どのシーンも全て引き込まれたけれど
彼の演技自体、とても良かったと思う。
一番印象的だったのが、水槽のこちら側と向こう側で
松浦亜弥演じる同級生の少女と言葉なしで心を通わせた時の表情。
胸を締めつけられました。

松浦亜弥を相手役にしたのも、この映画を
アイドル映画にしなかったポイントな気がする。
彼女って・・・あくまでもちゃめの持ってるイメージだけど・・・
1対1で、真剣に話ができる雰囲気なんだよね。
人の話を、茶化したりせずに、最後まで聴ける。
そして、誠意と思いやりを持って反応できる、そういう雰囲気。
この映画の持つムードに、ぴったりだったと思います。

1つ、思いついたこと。
母親役の秋吉久美子の話し方が、
曽我ひとみさんの話し方にすごく似ていた。

とにかく。
もし私が、アイドルのファンになったりする年頃で
二宮くんを心から応援していたとしたら、
彼がこの映画に、このキャスト陣の中で主演できて、
こうして後に残る作品になったことを
とてもとても誇りに思うと思う。
今、実際に彼のファンで、そう思えている人が羨ましいな。

DVD アスミック 2003/09/26 ¥4,935
ロビン・ウィリアムスが若い!
グレン・クローズ変わってない!

もうずいぶん昔、
映画好きの友達に薦められて。
以来、ずっと頭の端にありました。
本日、めでたく鑑賞。

ちゃめはどういうわけか、
タイトルへの勝手な思い込みで
映画との出会いを逃している場合が多い。
「ガープの世界」も、ガープって人の半生を描いた作品だ
ってことは知ってたんだけど、薦めてくれた友達の人となりや
感想の断片、果ては「ガープ」って名前の響きから
勝手に「すんごい暗い、深刻なお話」だと思い込んでいて
今ひとつ気が乗らなかったんだよね。

ところがところが。
一言で言えば、とても面白かった。
コメディーとまでは言えないにしろ、
半分冗談みたいなガープの半生。
こういう映画って、後々まで印象に残って
じわじわと観た人の人生に影響を与える気がします。

男性に支配されることを嫌い、子どもだけを欲しがった
看護婦ジェニー(G・クローズ)が、負傷した兵士にまたがって
作った息子ガープ(R・ウィリアムス)。
ちょっと変わった母親と、それでも溢れる愛情を注がれて育った
息子、やがて女性運動の先頭に立って行く母親と、小説家になり、
幸せな家庭を築いていく息子・・・。
周りの人たちとの交流や事件、これぞ波乱万丈な展開。
それにしても、プー。
彼女だけは謎だ。

昔々、この映画を薦めてくれた友達は、
今どこでどうしているんだろう。
彼女に、プーについての意見を、是非聞いてみたいなぁ・・・。

DVD ワーナー・ホーム・ビデオ 2001/07/06 ¥2,100
「インファナル・アフェア」

観ごたえありました。
観た甲斐ありました。
大満足です。
ただ、めちゃくちゃ頭使いました。
今この人は、この人に対してこういう立場だからこうなのね、
みたいな状況判断を、常に頭で確認しながら観る為に
非常に面白いんだけど、非常に疲れました(笑)
いやぁでもこれは、映画館で1,000円以上払って観ても
十分にその価値があったと思います。
それにつけてもトニー・レオンって、役柄とは言え
最近とみにヤサグレてきてない??
いいんだけど別にっ
2・3が楽しみです。
あ、でも、つまりもうトニーは出てこないわけか?

「ミニミニ大作戦」

痛快爽快、めっちゃ楽しかった!!!
娯楽作品を観た!って感じぃぃぃーーーーー♪
強盗とか絡むアクションものって、
メンバーのうち誰かが、大事なとこで失敗して一時退却、
みたいなシーンが必ずといっていいほどあるでしょ?
ちゃめはあれが嫌いでね〜
手に汗握ってハラハラドキドキ、かもしれないけど
超イライラする!!!
どのみち、初めて観る時は展開がわからなくてハラハラするんだから
イライラさせないでよっっっと思うわけです。
その点この映画は、そんなイライラがない、まさに痛快アクション!
薦めてくれた友達は「オーシャンズ11」に例えてたけど
全然、何倍も面白かったです。

1つだけ、あれ?と思ったことといえば、
紅一点のシャーリーズ・セロン。
劇中で浮いてたとかそういうのでは全くないんだけど、
並み居るハリウッド女優の中でも群を抜く上品な正統派美人、
それゆえに、ま、なんというか、地味な印象の人だったけど
それでもその正統派加減がこの人の個性だったと思うのに
この作品では、「今ドキな女」に変貌していて
ヘンにテラコッタで髪型もザンバラ、
あれじゃそのへんの2流3流女優でも変わんないじゃん。
この人を起用した意味がわからなかったです。
まぁ、だからってこの映画の面白さには関係ないけどね!

ついでに「花の影」という、
レスリー・チャンとコン・リー共演の作品も観たのですが、
これは、うーーーーん、ちゃめ的には今ひとつ。
映像が綺麗っちゃ綺麗だったけど・・・。
前の二つが面白すぎたからなー。

あとは「さらば、わが愛」、これもレスリーとコン・リー。
こっちはもう少し感動できるといいんだけど!
とりあえず楽しみに、また明日お仕事頑張ろう!

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