シャルロット・ゲンズブールの化粧がスゴイ・・・

この映画、「ベティ・サイズモア」と似てる。
もちろん、映像やストーリー展開は
似ても似つかないけれど、主題がどちらも、
「私は私でいいんだ」ってことだと思って。

謎の女と思われたシャルロット演じるローラが、
実は自分と自分の人生の平凡さに
コンプレックスをもち、嘘に嘘を重ねて
ドラマチックな自分を演じてしまう
淋しい女であることを告白し、
それでも心から愛してると
変わらず受け入れるフェリックス。
この「告白シーン」だけに向かって
夜の遊園地を舞台に綴られるストーリーです。

そのシンプルさと、ほぼ全編が夜な、その雰囲気。
夜の闇に浮かびあがる遊園地のイルミネーション。
つぶやくように交わされる台詞。
すっごく心地良い。
フランス映画ならではです。
ONからOFFへ、
気持ちをスッと切り替えてくれました。

「ラブソング」が観たくて仕方ない。
だけど、もし観たら、たぶん好きになってしまう。
好きだと認めたくなってしまう。
もう少し、あと少し・・・
例えそれで、泣くことになっても。

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