恋の代償。

2003年10月4日
恋だったって認めた方が、
心に開いた穴の埋め方、
探しやすいよね、きっと。


まるっきり元気出ないし。
ついボーっとしちゃうし。
最初はただの友達としか、顔見知りとしか
思ってなかったのになぁ。
人の感情って、わかんないね。

求められてるって気づいたら
どんどん気持ちが膨らんでいった
私の、いつものパターンだった。
でも
これで良かったのかもしれない。
時間がないことはお互い分かってた。
だからこそ気持ちが溢れた。
もしも2人に、何の制約もなかったら
幸せな時間も長くなった代わりに
後に来るつらさも、今の比じゃなかったと思う。


今までだったら
絶対友達に話した。
とりわけ彼女には。
相談に乗ってもらうというよりは、
ただ彼の話をしていたい、そうすることで
彼との時間をなぞっていたい、その想いだけで。
でも今回、話さないと思う。
話したい、本当は。
もう思う存分、聞いてもらいたい。
でも、うん・・・

どんな反応が返ってくるか、どう言うか、
その幾つかは聞こえるよう。
現実問題を突きつけられると
想い出に傷が付くような気がして・・・

秘密、内緒。
今回の事は、彼と私だけの胸の中に
しまっておきたい。
その方が、なんとなくうれしい。
そんな気持ちもあるし。

けど逆に、こうして、
文字通り心に穴の開いたような
泣きたいのに泣けないような
淋しさや哀しさ、苦しさから
自分の力だけで抜け出さないといけない。

思い切り想い出して泣いた
思い切り関係ないことで盛り上がった
思い切りどっぷり音楽に浸った
思い切り仕事に打ち込んだ
いろいろ試したけど
自分にはどれが合ってるのか、分からない。
時間だけが癒してくれるのは分かってるから
しばらくこうしてもがくしかない。

ふと、気づいた。
私、「恋を失ったこと」ないのかもしれない。

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