今朝見たニュースによると、「パッション」って映画に
全米で波紋が広がっているらしい。
イエス・キリストが死に至るまでの12時間を克明に描写した映画、
らしいんだけれど、その死の原因が「ユダヤ人」にあるかのような
描き方に、ユダヤ系の人たちが猛反発している一方で
ローマ法王であるヨハネ・パウロ2世は
「キリストについて非常に正確に描かれている」と絶賛しているとか。

キリスト教徒が一番重んじる聖書である「新約聖書」には
ユダヤ人がイエスを十字架にかけたと書いてあるわけだから
そりゃあまあ、キリスト教徒側の観点から撮った映画なら、
描き方としてはこうなってしまうわな。

ちゃめとしては、映画の内容がどうって以前に(観てもないしさ)
イラク戦争の是非で揺れているこの時期に、そして
イスラエル・パレスチナ分離壁の是非が問われているこの時期に
なぜ、こんなあからさまにキリスト教徒の見方での映画を
公開するんだろうってことの方がなんだか釈然としませんが。
日本でも5月頃に公開予定らしいです。

で、です。
いや別につながりはないんだけど、
相変わらず寝る前に(全くの興味本位で)旧約聖書を
ちまちまと読み進んでいるちゃめ。
純粋に「へぇーーーーーっっっ」と思うのが、
旧約に出てくる「神様」の、まぁ横暴なこと(笑)
こんなこと言ったらバチ当たりそうだけどっっっ

だって、「私はあなたたちの主、神である」とことあるごとに
モーセ率いるイスラエル人に宣言して、いろいろと約束事を守らせ、
それを破ろうものなら、その力でもって、火や水や争いや疫病を
操り、人間達をことごとく破滅させてしまうんだもん。
怖いっすぅぅぅ。
あるエピソードでは、安息日に働いた(薪を拾っていた)人が
神のご意向で他のイスラエル人から石で打ち殺されるんだよぉー
そーゆーのって、心底謝れば許して下さる広い心を持ったお方が
神様なんぢゃあないのーーー???
と思ってしまった私は、なんか理解が間違ってる??(笑)
ちなみに安息日とは、神様が1週間の内6日をかけて
世界をお創りになった後、7日目に休まれたため、
それに習って、人も、いかなる労働もしてはならない
とされている日のことです。

こんなにオソロ怖い旧約聖書(笑)、まだ300頁も読めてません。
全部で約1900頁に及ぶこれを、読み終わるのはいつの事やら。
それにしても、一般にユダヤ教信者の聖書といわれる「旧約聖書」、
こんなに神への忠誠を繰り返し繰り返し試され、試練に遭うにも
関わらず、これを聖書とし、信仰して続けてきたユダヤ人
(イスラエルの人々)って、すごいな、と、ただもうほんと、単純に、
すごいな、と思ってしまう。
旧約ではあまりにも厳しいから、とりあえず懺悔して悔い改めれば
許してもらえる(と私なんかは理解してまう)新約聖書が
できたんじゃないかとか(笑)
それに旧約だと、救われるのはイスラエルの人たちだけだしさっ

などなど、300ページ段階でのちゃめの感想でした♪

ちなみにイスラム教徒が多いアラブの人々の聖書は「コーラン」で
これも、もう何年も前に興味本位で買ったんだけど
旧約が終わったら読もうと思っています。

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