静かで、
孤独で、
切なくて。
・・・
心に残る映画だった。
主人公の2人がいい。

どうしてこの映画を観ようと思ったかというと、
単純に、二宮くんの顔が好みだったから。
でも観て良かった!

どんな表情をしていても好みだから
どのシーンも全て引き込まれたけれど
彼の演技自体、とても良かったと思う。
一番印象的だったのが、水槽のこちら側と向こう側で
松浦亜弥演じる同級生の少女と言葉なしで心を通わせた時の表情。
胸を締めつけられました。

松浦亜弥を相手役にしたのも、この映画を
アイドル映画にしなかったポイントな気がする。
彼女って・・・あくまでもちゃめの持ってるイメージだけど・・・
1対1で、真剣に話ができる雰囲気なんだよね。
人の話を、茶化したりせずに、最後まで聴ける。
そして、誠意と思いやりを持って反応できる、そういう雰囲気。
この映画の持つムードに、ぴったりだったと思います。

1つ、思いついたこと。
母親役の秋吉久美子の話し方が、
曽我ひとみさんの話し方にすごく似ていた。

とにかく。
もし私が、アイドルのファンになったりする年頃で
二宮くんを心から応援していたとしたら、
彼がこの映画に、このキャスト陣の中で主演できて、
こうして後に残る作品になったことを
とてもとても誇りに思うと思う。
今、実際に彼のファンで、そう思えている人が羨ましいな。

DVD アスミック 2003/09/26 ¥4,935

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