親友との距離。

2004年8月19日 日常
親友だと思ってる友達がいる。
以前は本当にいつも一緒だったし、何でも話し合った。
その後彼女が引っ越してからも、
電話やメール、手紙で頻繁に連絡を取り合ってた。

結婚してから・・・
というか、彼女に子どもができてから、
だんだん、距離ができてきたような気がする。
もちろん物理的時間的に前ほど話せなくなったのもあるけれど。

子どもというものが介在するようになると、
子どものいる親同士の方が、話も合うし、相談もしやすいし、
子どものためのお付き合いってのも必要になるし、
実際問題、独身や子どものいない友達との付き合いは
だんだん希薄になってくのかもしれない。

改めて考えてみると、
以前の私たちは、「何でも話し合った」その中身と言えば、
恋愛話がほとんどだった気がする。
お互いの人間性についても、仕事関連のことも、その他の悩みも
中心にあるのは恋愛で、全部そこから派生していた気がする。

お互い結婚してからは、「恋愛話」がそうあるはずもなく(笑)
ましてや彼女は、結婚してから恋愛に興味がなくなったとか。
私にはちょっと考えられないことで(笑)
子ども関連の話やご近所さんの話、親戚関係の話・・・
そういう話に私はあんまり上手に乗れなくて
何を話していいのかわからなくなったというのが真実なのかも。
私に子供がいれば、また違ったのかもしれないな。

もう何年も、向かい合って話してないな。
年に1度、その機会がないわけでもないけれど
いざ会っても、何を話したらいいんだろう?って・・・
そう思うと、予定を全部やりくりして会うことに
躊躇したりもしてしまう。
でもその反面、やっぱりメールや電話では、声を聞いただけで
相手の調子がわかったり、本当に誰にも話せないことを
彼女にだけは話せたり・・・
「彼女なら聞いてくれる、こんなでも受け入れてくれる」
今もまだ、お互いがそう思えているんじゃないかなって、
心の拠り所にしてる自分がいる。

時々思う。
親友だと思ってるからこそ、かっこ悪いとこ見られたくない、
親友だと思ってるからこそ、
私のことも今もそう思ってくれてるのか確かめられない。

親友ってなんだろう。
今の子どもたち、特に女の子は、小学生の頃から
「親友」って概念に縛り付けられているとか。
でも、私は現在でも、基本的には同じようなことで悩んでる。

年に何回かしか連絡取り合わなくても
全然気軽に会える友達もいる。
すごく身近で、日々の相談ができる友達もいる。
そういう友達は親友じゃないんだろうか??
わからない。
だけど・・・
彼女だけは、私の中で特別な存在。
それだけは、間違いないんだ。

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