やっとやっと鑑賞してきました!
まずはじめに。
マギー出演時間は、総計約15秒ってとこでしょうか(笑)
誰が15分バージョンやねん!!!
どこが延びとんねん!!!
いやまったく。
だけど!
だけどです。
そんなことは全く(とまで言うとウソになりますが)
気にならない、期待に沿う出来栄えで、非常に満足しています。

とにかくちゃめにとってこの監督の作品は、
そのムードに酔えること、これが気に入るかどうかの一番の基準。
もう、どっぷりハマりました。
現在と未来、そして過去、時間軸がすごくややこしいかと思いきや、
違和感なくすんなり入り込めたし、
「花様年華」「欲望の翼」といったこれまでの作品と
考えていた以上に繋がりが深くて、知っていて観る者には
行間をいろいろに想像することのできる楽しみもありました。
特にカリーナ・ラウ演じるルル/ミミとトニーのやりとりは、
「欲望の翼」でレスリー・チャンが演じたヨディとのことだから
より一層、心を揺さぶられたし・・・。
そう、このカリーナ・ラウが「2046」作中で非常に綺麗だったのも
とても印象的でした。

(ちゃめにとって)肝心のマギーですが、
作中では、トニーの回想シーンでしか出てこないです。
(未来でのアンドロイド姿のマギーも一瞬、ありますが)
なのだけど、後半の、タクシーの中でのモノクロの回想シーン、
このマギーがそれこそ「特権的」美しさで、息を飲みました。
これで、ちゃめは全て納得したのですよ(笑)

言ってみれば、これだけの女優たちを使って女遊びをさせた挙げ句、
それでもトニー演じる主人公はマギー演じるスーを忘れることは
できなかった、と。
なんてマギーファン冥利に尽きる展開じゃありませんかっっっ

少なくとも、もう1回、観に行く予定。
そういえばちょうど昨日、
朝日の夕刊に「2046」評が載っていたのだけど
なるほど、「楽園の瑕」にまで繋がりを広げますか・・・。
確かに言われてみればそんな気もしますが、
ちゃめはそこまでは考えつきませんでした。
今度はそれも含めてまた、じっくり観てきたいと思います♪

そしてそして、
今回サントラもものすごくよい出来でした。
何と言っても、最初から最後までムードが統一されているのが◎。
っていうか、これが当たり前だと思うんだけどさ(笑)
よくあるじゃない?どこにこんな曲使ってた??ってくらい
ほんの一瞬しか使ってなかった雰囲気ぶち壊しのすっとんきょうな
曲ばっかりいっぱい収録されてるサントラ(笑)
これはマジ、良かったです。
昨日からもう、何度も何度も繰り返し聴いています。
中でもお気に入りは、6曲目。
これってシボネーって曲だったのね。
コニー・フランシスが歌ってるんだ、知らなかった。
これがオリジナルなのかなぁ??
実はこの曲、「阮玲玉」という作品でも使われているの。
マギーがダンスホールで1人、音楽に身をゆだねる
とても美しいシーンで、この時にはビッグバンドによる演奏だった。
その時から気に入っていた曲で、「阮玲玉」のサントラにも
収録されているんだけど、今回のバージョンもすごくいい!
これだけでも買った甲斐がありました♪
ちゃめが買ったのは輸入版だけど、収録内容は同じみたいです。

以上!

「2046」サントラ盤
インディペンデントレーベル 2004/10/22 ¥2940

2046 メインテーマ (With Percussion)
シボネー -Instrumental- / ザヴィア・クガート
スウェイ / 歌:ディーン・マーチン
ザ・クリスマス・ソング (Fast Version)
ジュリアンとバルバラ
シボネー / コニー・フランシス
インタールード I
ポロネーズ
「清らかな女神よ」 (歌劇『ノルマ』第1幕より)
パーフィディア / ザヴィア・クガート
2046 メインテーマ (Rumba Version)
ロスト
ダーク・シャリオ
シジフォス・アット・ワーク
デシジョン
ロング・ジャーニー
アダージョ / シークレット・ガーデン
インタールード II
ザ・クリスマス・ソング / ナット・キング・コール
2046メインテーマ (with Percussion 〜Train Remix)

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