「東京タワー」

2005年1月24日 日常
映画、観て来ました。

「面白くない家。
俺、そのはけ口でもいいよ」

松本潤一?くんが
不倫相手の寺島しのぶに言う
この台詞はまさに主婦ゴロシ(笑)

実際、このカップルが繰り広げる不倫劇の方が
現実に則してると思ったな。
一つ一つのエピソードが過激だから
見た目インパクトは大だけどさ(笑)
結果的には夫にもバレないし、後腐れもないわけだしね。

それに比べて
黒木瞳の現実感の薄いこと!
これでもかってくらい綺麗で、綺麗で、綺麗。
ハッピーエンドが好きなちゃめは
この映画もハッピーエンドで万々歳なんだけど
なんだけどぉー、
何もかも捨ててパリへ追いかけていく、
という最後の展開が余りにも陳腐で
さすがに冷めてしまいました(笑)

こうやって、突っ込みたくなる部分もあるわけですが、
でも、ちゃめは満足して帰って来ました。
この役が岡田准一くんじゃなければ観に行かなかったと思う。
それくらい、この役の彼が観てみたかったから。
そして、うーん・・・。
不倫モノで主人公がハッピーエンドになるストーリーというのに
ものすごく興味引かれたから。

少なくとも、頭の中であれこれ考えてるよりは
たとえ映画でも、どっぷりその世界にハマってみて正解だった。
答えが出たわけではないけれど
・・・5つくらいあったうちの3つくらいは、吹っ切れた気がする。
上手く言えないけど。

岡田くん扮する透と不倫関係になったのは、彼が18の時からだった
と知った彼の母親役、余貴美子の、黒木瞳への一言。
「・・・それって犯罪じゃないの??・・・」
キッツゥゥゥーーーーーーー!

ま、ね、結局はあれですよ、
経済的、精神的に自立してない女は
不倫なんかすなっちゅうことですよ(笑)
いや、してもマットウはできませんよってことか。
でも不倫をマットウして不倫じゃなくなるとこまでは
現実には行かないことの方が多いから、
希望を込めてこのような映画ができた、と、
こういうことですかね〜
原作とは終わり方、違うみたいだし。

帰る場所のある人と、帰る場所のない人との恋愛。
相手から奪うだけの恋と、相手に奪われただけの愛。
求め合い、与え合う不倫・・・なんてのはない、わけか。

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