「チャーリーとチョコレート工場」
2005年9月22日 映画(張曼玉以外)
うん、期待通り!!
カラフル・キュート・シニカル。
何と言ってもチャーリーくんが最高。
あんなに純朴そうな子どもは今時そうは見つからないでしょう(笑)
ジョニー・デップが見い出したそうで、この子なら
ティム・バートン監督もOKを出してくれるだろうと思っていた、
と言うほどのハマリよう。
見た目で既に、絵に描いたようないい子でした。
もともとロアルド・ダールの作品は好きでよく読んでました。
「チャーリーとチョコレート工場の秘密」もその1つ。
ただ、これは何年も前に原作で読んだきりだったから
チョコレートの当たり券でナゾの工場を見学できた良い少年が
ラストでその工場を譲り受ける、っていう大筋と、
工場の中で、一緒に見学していた「クソガキ」たちが
次々とミョウに残酷なやり方で脱落して行くそのギャップに
すごく印象が残っていただけで、細かい部分はあんまり
覚えてなかったから、楽しかったです。
ファミリー向け?ということで、原作よりも、シニカルで妙な
残酷さは薄まっていた気がするのと、ウンパルンパは、
あんな濃ゆいヤツなイメージじゃ全然なかった(笑)以外は、
原作の楽しさに忠実な作りだったんじゃないでしょうか。
いや、あの奇想天外な物語を原作に違わないと思えるほどの映像に
仕立て上げるんだから、やっぱりこのコンビはすごいと思います。
しかも、ジョニー・デップ。
クソガキ以上にコドモじみた、コドモ相手に全く大人げない
サミシイ大人ウィリー・ウォンカを怪演していて笑っちゃいました。
これをこそ、演じるって言うんだよね〜。
ラストの、少年時代の確執を乗り越えて、チャーリー一家と
食卓を囲む時の穏やかな笑顔とそれまでの皮肉笑顔の違いが
さすが、と思ったな。
欲を言えばちゃめとしては、
工場見学のためのゴールドチケットを5人の子どもが
手に入れるまでの前半の方が、工場に入ってからの後半よりも
話の展開やテンポとしては面白かったです。
さて、これって、物語には続編があって、
「Charlie and the great glass elevator」がそれ。
チャーリー一家が、壊れちゃったお家から工場へ引っ越すために
あのガラスのエレベーターで工場へ向かう途中で、
エレベーターが故障して宇宙へ投げ出されちゃう?!みたいな
展開だったはず。
だけどそういえば映画では、
「工場を譲り受けても家族にはこれからも会えるよね??」
「もちろん!」なほんわかラストで、
工場へ一家で移住、な感じではなかったから
映画に続編はないのかもね。
ちなみにダールの作品でちゃめのおすすめは、
「王女マメーリア」/ 早川書房。
文庫も出ています。興味があれば、読んでみてください!
Roald Dahl 早川書房 1990/01 ¥1,529
カラフル・キュート・シニカル。
何と言ってもチャーリーくんが最高。
あんなに純朴そうな子どもは今時そうは見つからないでしょう(笑)
ジョニー・デップが見い出したそうで、この子なら
ティム・バートン監督もOKを出してくれるだろうと思っていた、
と言うほどのハマリよう。
見た目で既に、絵に描いたようないい子でした。
もともとロアルド・ダールの作品は好きでよく読んでました。
「チャーリーとチョコレート工場の秘密」もその1つ。
ただ、これは何年も前に原作で読んだきりだったから
チョコレートの当たり券でナゾの工場を見学できた良い少年が
ラストでその工場を譲り受ける、っていう大筋と、
工場の中で、一緒に見学していた「クソガキ」たちが
次々とミョウに残酷なやり方で脱落して行くそのギャップに
すごく印象が残っていただけで、細かい部分はあんまり
覚えてなかったから、楽しかったです。
ファミリー向け?ということで、原作よりも、シニカルで妙な
残酷さは薄まっていた気がするのと、ウンパルンパは、
あんな濃ゆいヤツなイメージじゃ全然なかった(笑)以外は、
原作の楽しさに忠実な作りだったんじゃないでしょうか。
いや、あの奇想天外な物語を原作に違わないと思えるほどの映像に
仕立て上げるんだから、やっぱりこのコンビはすごいと思います。
しかも、ジョニー・デップ。
クソガキ以上にコドモじみた、コドモ相手に全く大人げない
サミシイ大人ウィリー・ウォンカを怪演していて笑っちゃいました。
これをこそ、演じるって言うんだよね〜。
ラストの、少年時代の確執を乗り越えて、チャーリー一家と
食卓を囲む時の穏やかな笑顔とそれまでの皮肉笑顔の違いが
さすが、と思ったな。
欲を言えばちゃめとしては、
工場見学のためのゴールドチケットを5人の子どもが
手に入れるまでの前半の方が、工場に入ってからの後半よりも
話の展開やテンポとしては面白かったです。
さて、これって、物語には続編があって、
「Charlie and the great glass elevator」がそれ。
チャーリー一家が、壊れちゃったお家から工場へ引っ越すために
あのガラスのエレベーターで工場へ向かう途中で、
エレベーターが故障して宇宙へ投げ出されちゃう?!みたいな
展開だったはず。
だけどそういえば映画では、
「工場を譲り受けても家族にはこれからも会えるよね??」
「もちろん!」なほんわかラストで、
工場へ一家で移住、な感じではなかったから
映画に続編はないのかもね。
ちなみにダールの作品でちゃめのおすすめは、
「王女マメーリア」/ 早川書房。
文庫も出ています。興味があれば、読んでみてください!
Roald Dahl 早川書房 1990/01 ¥1,529
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