「痩せすぎモデル」論争。

新庄選手の引退セレモニー、なんか感激したなぁ。。。
あらためて、見どころの多い人だなあ、なんて、
ヘンなとこにまで感心しながらも、
あのクサイ演出や、Tシャツに語らせた贈る言葉に
素直に感動してウルウルしてました。
これからのキャッチフレーズは、
『自らの栄光とSHINJOの最後の夢のため、往け！阪神タイガース』
って感じでしょうか。

で、気づいてみればここんとこずっと新庄の話、
だからってわけでもないのだけど、今日は気になっていた
「やせ過ぎモデル禁止」について・・・。

ちゃめは、10人中8人は痩せてると表現するだろう、
痩せな人です。
昔から細かった。
脚は昔は鉛筆って言われてたし、胸もナイし。
基準とされてるBMI数値になんて遥か遠い。
それでも健康になんら問題はない。
まぁ確かにちゃめは身長も150cm台だから、
170cm台が普通だろう、特に欧米人体格で考えれば
如何に細いモデルが活躍しているかってことではあると思う。
けどさー。

職業に誇りを持って、努力して体型を維持している人や
生まれつき遺伝的に痩せている人も多いだろう業界で、
こうして「痩せすぎ」呼ばわりで一絡げに排除するなんて
完ペキ、逆差別だと思う。
モデルなんていうハードな職業をこなせているのだから
努力によって体型を維持している人でも健康に違いないだろうし
痩せているから不健康、だなんてセクハラに等しい。

ファッション業界が本当にやるべきは、
様々な年齢、様々な体型のモデルを揃えて
美のあり方を、もっとバラエティ豊かに魅せることではないのか。
痩せていても太っていても、背が高くても低くても、
若くても年をとっていても・・・。

本当のファッションは
様々な人が身につけることを想定して作られるべきだと
ちゃめは思う。
洋服「だけ」がきれいに見えるためにモデルが存在するなら、
そんな業界の人間に、健康だ不健康だと説教されたくないですね。

一週間くらい前かなぁ、新聞の投稿欄で、
顔にあざがある女の子を持つお母さんからの投書を読んだの。
曰く、

世の中、美＝善、という図式があまりにもまかり通っている。
絵本を見てもお芝居を見ても、みにくい子どもが良い行いをすると
最後には必ず美しくなる。
そういうお話を見た子どもに
「私のあざも、良いことをしたらなくなるの？」
と言われて答えられない・・・

そういう要旨でした。
これが載ったのは、「痩せすぎモデル論争」より前だったと思うけど
とてもとても、印象に残っています。

皆さんはどう感じられますか？