最近、ずっと以前に買った本を読み直すのにハマっています。
BOOK OFFに要らない本を売りに出すのももう4回目を数え、
選び抜かれたお気に入りたちだけが残っていることになります。

今読み返しているのは、主に学生時代に買ったもの。
もちろん当時も読んで、何か心に残るものがあったから
これまでの売り飛ばしを免れてきたわけだけれど
はっきり言って内容はもう、ほとんど覚えていないものが多い。
だからものすごく新鮮に楽しめていて、
あ〜こんないい本ばっかり選んでいた私ってスバラシイわ〜
と自画自賛な日々です(笑)

『愛の渇き/三島由紀夫』
『美徳のよろめき/三島由紀夫』
『遠い海/井上靖』
『錦繍/宮本輝』
『谷間の百合/バルザック』
『ドリアン・グレイの肖像/オスカー・ワイルド』
・・・

洋の東西を問わず、昔から恋愛もの中心なのだけは変わらないです。
あの頃読んで、ほんまに分かってたんかいな??なんて
自分に突っ込みを入れつつ、いやでも、今でも分かる分かるとは
言いがたく、それでも何か、当時とは違った深みを
作品から感じられているような気はします。

もうすぐ発表になるというノーベル文学賞。
村上春樹氏の受賞はなるのでしょうか。
なったら嬉しいなぁ。。。
氏の作品は私にとって、読むものと読まないものとが
ハッキリクッキリ分かれますが、
『ノルウェイの森』が、
私が読んだ小説のナンバーワンであることは
たぶんこれからも変わらないのではないかと思います。


ISBN:4101307024 文庫 宮本 輝 新潮社 ¥460

コメント

nophoto
るる
2006年11月9日14:19

ここはなに・・・

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