いつも行く書店の、
あの棚にあることはずっと前から知ってた。
でも一度も手に取ったことはなかったのに。
ふっ・・・と、手にしてたんですよねー。
裏表紙のあらすじを見た途端ピンと来て、読み始めてました。

この文庫は新装版だけれど、書かれたのは1988年なんですね。
20年も前だ・・・。

夏になると軽井沢の別荘で過ごす金持ちの一家と
その別荘番に雇われた一家。
別荘には隠された地下室があり、二つの家族には
知られてはならない秘密があった・・・。

「避暑地の猫」というタイトルからは想像のつかない、
淫靡で濃密で複雑な人間の心模様。
久々に、小説の世界に酔い知れました。

最近はゆっくり本を読む時間もなかったな。
外は豪雨。
明日も雨かな。
お出掛けはキャンセルして、
家でゆっくり珈琲でも楽しもう。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索