目と頭が疲れて2度休憩するほど堪能してきました~^^

静物画と聞くと何となく、
ほんとにそこにあったものを精密に描いているような印象だったのですが、
必ずしもそうじゃなくて、溢れんばかりに野菜や果物を描くことによって
豊穣の祈りを込めたり、権力を表したりしている例も多かったらしい。

フェルメールの作品解説で見たことがあるけれど、
寓話的に「儚さ」や「虚無」を表す記号として
ドクロや時計、倒れたワイングラスから弦の切れた楽器までが
描き込まれたり、権力の象徴のように
狩りの獲物を死体のままデカデカと描かせてみたり。

キャンバスいっぱいにとりどりの花を描いた作品も幾つかあったけれど、
美しい、っていうんじゃなく、どこか毒々しく生々しく・・・。
人間の生への執着みたいなものを感じて、
見ているうちに、荒木経惟氏の「花人生」って写真展を思い出しました。
(でもこの写真展はまた、すっごく感動的だった)

ちゃめは静物画の中でも、
「朝食画」と呼ばれるらしい朝の食卓をそのまま描いたものなど
食材や食器類が題材になっている作品が、やっぱり一番落ち着きます。
部屋のしつらえを「あまり寓話的でなく」描いたものとか。
普通のがいいです、普通のが。
まぁ、うちに飾るわけじゃないからいいんだけど(笑)

ちなみにこの会場、灘にある兵庫県立美術館、
ちゃめは初めて行きました。
空間が贅沢に使われた、まだ新しそうでとてもきれいな美術館でした。
HPで調べたらレストランが併設されていて
「神戸を代表するなんちゃらシェフのお料理をご堪能下さい」
とか書いてあったからめっちゃ楽しみにして行ったら
機内食かと思う味と内容だった^^;;;
そりゃー食べたのは一番安いランチだったし?
でも仮にも1800円かそこらですよ、
いくらなんでも書きすぎかと(笑)
眺めもいいし広いし、従業員さんの応対もすごく良かっただけに残念~!

コメント

てつや
てつや
2009年2月4日23:40

こんばんは~。
コメントのお返事、ありがとうございました!
ちゃめさんのお気に入りはもうなくなっちゃったんですね、残念です。
みかんさんの見つけてくれたほうには行ってみようと思います(^^)

みかんさんの日記を通じてコメントをいただき、嬉しかったです。
リンクさせてくださいね(^^)ノ

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