「字幕翻訳家、廃業の危機?」というニュースをネットで発見。
少し前から、字幕映画より吹き替え版の方が人気、
と言われていましたが、
ええーーーーっっ!!何で???信じられない!!!
・・・と、ずっと思っていました。

ちゃめにとって映画というのは、
出演している俳優さん、女優さんの声で観るからこそで
全然関係ない日本人に吹き替えられた日には
雰囲気ぶち壊し!!という思いが強くて。

そういえば先日、「ベスト・キッド」を観に行ったのですが、
最初行こうと思っていた映画館では吹き替え版しか上映していないことが判明。

有り得へん!!

急遽映画館を変更して、無事字幕で楽しんできたのだけど、
この時初めて、流れは吹き替え版になっていることを実感しました。

そもそもなぜ吹き替え版なのかといえば、
字幕を追うのがしんどい、読んでると物語に入り込めない、
という声がこれまで主流だったようだし、
子ども向け作品ならいざ知らず、
でも、あ~、今映画館で映画見るのって高いし、
客層も割引がある年配の方が多くなったからなのかな~などと
思っていたのですが、
今回の記事で、3D映画の隆盛からの余波、との見方を知り、
さすがに「なるほどねー」とは思いました。
左右で見え方が違うなどという映像に目を酷使させられるあげくに
字幕を読めと言われるのは、人間の目の能力を超えてしまいそうだもんなー
…と思うワタシは3Dに全く興味がありません^^;;

古くはTDLのスター・ツアーズで酔いまくったちゃめ、
もともと車酔いもし易いし、
とてもじゃないけど3Dなんて観ようとは思わないです。

加えて、SFもの、ハリウッド超大作系バトルものとかにも興味はないし、
要するに、恋愛系、ドラマ系、ヒューマン系など、
役者さん演じる役の心の移り変わりをできるだけ感じながら
そのストーリーや雰囲気に没頭したいタイプの映画が好きだから、
吹き替えに違和感を感じてしまうんでしょうね。

必ずしもその俳優さん、女優さんが好きだから観に行くわけではないけれど、
その確率はやっぱり高いから、好きな人の声で聴きたいしね~。
そういう意味では、声優さんのファンであれば、
その人の吹き替えで観たい!という気持ちにはなるでしょうね。

でも、もともと海外では映画は吹き替えが主流なんですものね。
それを知った時にはかなりびっくりしたものです。
記事によれば、あの戸田奈津子氏でさえ、字幕の衰退を見越して
吹き替え版の監修に関わり始めておられるそうで、
本当にこの先、ますます吹き替え版に取って代わられてしまったら、
映画を観る醍醐味もますます減ってしまうなぁ・・・などと
寂しい気持ちになってしまうちゃめなのであります。。。


そうそう、「ベスト・キッド」!!
前評判良かったからそれなりに期待していたのだけど
思っていた以上に良かったです!!
コミカル演技を封印して、枯れかけた中年男を演じるジャッキー・チェンに
ひなびた迫力があって新鮮でした。
オール中国ロケのスケール感溢れる映像とカンフーの迫力に
可愛らしい恋物語を挟んで、
中国ならではの「心・技・体」精神を巧みに織り込んだ、
ドラマとしても面白い作品になっていたと思います。



字幕翻訳家、廃業の危機!?3D人気で吹き替えが主流に(ZAKZAK)


コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索