三谷版「オリエント急行殺人事件」

2015年が明けて、早、2週間。
皆さま、お元気で新年を迎えられましたでしょうか。

ちゃめはというと、年末に入れた単発のバイトで風邪をひき、
熱は昨年内に引いたもののお詣りも三が日には行かずで
なかなかにゆるりとした一年の幕開けとなりました^^;;

今年は、両親との時間をこれまで以上に大事にしたいと思っています。
日記をUPするのはすごく久しぶりですが、
どうぞ今年もよろしくお願いいたします^^


というわけで･･･
さてさてこの、三谷さん版「オリエント急行殺人事件」ですよ～～。
面白かったあああーーーー!!!
ちゃめはすごく気に入りました。

野村萬斎さんがポワロ役、もとい勝呂役だと知って、
実はものすっごい違和感を感じていたちゃめ。
でもその気持ちは、登場数シーンでどこへやら。
もちろん、あの独特の節回しに通り過ぎるほど通る声、
大げさな表情と仕草は浮きに浮いてるんだけれども
全て、ちゃめの大好きなデヴィット・スーシェ氏が演じたポワロに
通じるところがある、と感じられたから、というのがその理由です。

ちゃめとしては断然、三谷幸喜さん完全オリジナルの第二夜が面白かった！
第一夜は、本当に限りなく原作に忠実で、勿論面白かったけれど、
ストーリー展開を知ってしまってる分、第二夜に軍配、です^^

考えてみれば本当に、この「オリエント急行殺人事件」という題材自体、
三谷さんお得意の密室台詞劇にまさにピッタリで、
しかも原作では深く描かれていない、殺人に至るまでの関係者全ての背景を
独自に描き出してピタリとピースを嵌め込めんでしまうなんて･･･
「オリエント急行殺人事件」からの、まさに「特別特急東洋殺人事件」。
見事に楽しませていただきました。


三谷さん作品は好みが分かれるらしく、
友人は第一夜を見た時点で、「
「3時間も費やしたのに、まっったく面白くなかった･･･」と嘆き節、
第二夜にもう3時間費やす勇気がない、と言ってたけれど
その後どうしたんでしょう（笑）
録画でじっくり見たちゃめも、第一夜は4回くらいに分けて見ました。
第一夜を3時間全部いっぺんには、ちょっとしんどいかもな～
第二夜はでも、イッキ見しちゃいました^-^

ともあれ、元気にもなって、ゆっくりＴＶも見られて、
ようやく落ち着いてお正月休みできた気分です♪



どうか、どうか。平和で穏やかな一年となりますように…^^