今日もようやくしんどい1日が終わった…
認知症が進みつつある父との暮らしは本当にしんどい。

おととい、「認知症そのままでいい」/ 上田諭 / ちくま新書 を読みました。
書いてあることはまさに父にも当てはまり、
頷くことが多く参考になったのですが、
家族の対応に悪化の原因があることが多い、という点に
焦点を当てての記述がほとんどで、読んでいて余計に心が痛くなりました。

確かに間違いじゃないと思うし、つい声を荒らげ、困った人だというふうに
接してしまいがちになってしまうのは仰る通りだし、
その事実を改めて広く知らせることは意義のあることだと思うけれど、
実際に認知症の人と暮らしている家族や近しい人間の支えになるような、
寄り添って下さるような、愛のある言葉がもっとあれば、
というのが正直な感想でした。

何十回と同じ説明をしても、さらに何十回も聞かれる身には、
気になること、大事なことだからこそ覚えておきたくて何度も聞くのだから、
その度に答えてあげれば済むこと、と言われても、
そんなことはわかってる、その通り間違いないけれど、
私は何一つ救われない。
心も軽くならない。

父がきっと一番つらい、分かってる。
でも私もつらい。しんどい。
助けてくれ支えてくれる人が私にはいてくれるけれど、
でもやっぱり日々はしんどい。
しんどい時はしんどいと声に出さなければ、私が崩れてしまう。

ここがあって良かった。
「ちゃめの森」を、作っておいて本当に良かった。
ずっと書きに来ていなかったのに、ページがちゃんと今も存在して、
サイトとしてずっと続いていたdiarynoteさんには、
感謝してもしきれない。
本当に、ここに心の叫びを書きに来られることが、
今の私にとって一番、私でいられる大切な大切な時間です。

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